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[news] ニュース

奨学生 卒業制作 優秀賞作品

校友会では、在学支援として、卒業制作に掛かる奨学金を贈与しています。
2023年度は、20名採用し、12名が優秀賞に選ばれました。

日本画学科

川口茜「臆病者の行進」
高知麻紙、岩絵具、蛍光顔料、水干絵具
1940×5880 (mm)

心配性の私の通学かばんは、たくさん物を詰め込むと出来上がる。
身につけるものが自身のコンプレックスを隠し、社会や環境に適応する手段となる。
身につけるものを描くことで心の内と現代の社会、両者が見えるという試みである。

Instagram:@akane_kawaguchi_ak

 

油絵学科油絵専攻

藤原彩芽「ズンズン青年〜お散歩日和〜|ふわふわ青年〜森の船〜」
シナベニヤ、油絵具
2640×1700 | 1650×2640 (mm)

絵が動くのを眺めるように描いた。
変形の絵の制約に対応するよりも絵で制約を壊したいと思うようになった。
Instagram:@ayameeelife

 

油絵学科油絵専攻

仲村浩一「房総半島勝景奇覧 | 千葉海岸線砂旅行」
キャンバス、アクリル絵の具、砂
2300×4860 | 2300×4860 (mm)

大学4年間、砂浜を10歩ずつ歩きながら足元の砂を採取し、千葉県沿岸を一周しました。
卒業制作では採取した4年分の砂を展示し、
その旅で見た千葉県の風土、名産品、文化を組み合わせた巨大な作品を制作しました。

X:@sunatoru0505
Instagram:@hirokazu333

 

彫刻学科

齊藤美帆「non objective object #3|non objective object #7 |non objective object #8 」
FRP、アジャスターボルト、ステンレス、シリコンゴム、アルミニウム箔、アクリル板
1450×1200×450 | 580×700×2200 | 430×760×760 (mm)

「何かのためのもの」であるような特徴を備えながらも、
特定の目的を持たない「何のためのものでもない」作品群を制作する。
私たちが何かのために不可欠であると考えていることとは、一体何だったのだろうか。

 

視覚伝達デザイン学科

坂本倫久「perspective in motion and space」
ディスプレイ
可変

私たちは知覚された要素同士を相対的に眼で捉え、
経験上推測される辻褄の合った関係性を脳内で構築することによって世界を捉えている。
動きによって 平面要素を空間へと展開させ、新たな知覚体験を模索した。

X:@SKMchiiiii_201
Instagram:@skmchiii_201

 

建築学科

吉村優里「木密の寓話」
スチレンペーパー、黄ボール紙、スノーマット
1800×1800×1800 (mm)

敷地は東京都墨田区木下川。
豚革産業の重要な役割を担ったが、同時に穢れと嫌悪されている。
それらを事実ではなく「物語」にすることで、現代とは全く関係なく過去のものとしてとらえる。
建築が孕む物語性の探求。

X:@chon15272905
Instagram:@y.yoshimura0318

 

基礎デザイン学科

芹澤碧「Is there そこにいる」
水、アクリル板
1000×700×700 (mm)、映像:1分30秒

本作品は水滴を使用したインスタレーション作品である。
水滴に動きを与え、動く水の形を生成することによって、
物質の持つリアリティは何か、物質らしさとは何かを探求した。

Instagram:@yamuyamu_cya

 

芸術文化学科

LEE Yubin「食口」
写真集
240×210×20(mm)

食口とは、韓国語で家族、または同じ屋根の下で過ごし、
食事を共にする間柄を意味します。
家族、祖母、母、叔母3人と、小さい頃からよく通っていた
地元ソウルのトッポッキ屋さん、おかず屋さん、パン屋さんの方々を撮影しました。
自分に食事を作ってくれた人たちと私は血縁、地縁で絡み合っている食口です。

Instagram:@iyubin694

 

デザイン情報学科

近藤穂季「GTP工房★フォーティーセブン」
スチレンボード、アクリル、ディスプレイ
本:210×148、パネル:210×297、297×420、420×594、1630×680、1610×640、アクリルスタンド:70×70(mm)、映像:3分33秒

47 都道府県に存在する「ご当地パン」を題材に、
擬人化キャラクターのデザイン制作・展開を行うプロジェクト。
各パンの誕生の経緯や見た目、パッケージの意匠、味などの要素を盛り込みキャラクター化した。

 

通信 油絵学科 日本画表現コース

三上今(みかみいま)「ファントム(あたたかい水を抱く) | ファントム(球体と球体のあいだ)」
木枠、ベニヤ板、天竺木綿布、高知麻紙、くるみ染料、顔料、岩絵具、
墨、ほか、紙本裏彩色
1620×1620 | 1620×1620 (mm)

母子一体から身体分離をめぐる母親としての内的経験と心理的葛藤をテーマに表現したものです。
▶︎phantom(幻)
・見たところ感じられるが物理的現実を伴わない
・手足を切断された者が感じる失われた手足の錯覚
・知覚の中にしか存在しないもの
・気味悪く現れている人影

Instagram:@mikami_ima_arts

 

通信 デザイン情報学科 コミュニケーションデザインコース

星千枝「切/折 紙の三次元化を記述する」
紙・手製本
本:310×310×20(40頁)、310×310×30(56頁)、310×310×30(48頁)

本を「ひらく」という動作をエンジンとして、
ページが三次元化されるしくみをまとめた本3冊。
本の折り目とオブジェクトの位置関係、「切る/折る」の
回数、位置、長さ、角度の4要素の組み合わせで、
ページ空間の可能性は無限に広がります。

 

通信 芸術文化学科 芸術研究コース

太田耕平「鳥取県による県立美術館の整備と《ブリロ・ボックス》購入騒動に関する一考察
―報道が創る地域社会の現実と、外部環境に左右される美術館整備の意義について―」

論文
68ページ(20369文字)

本研究では、 鳥取県によるアンディー・ウォーホル≪ブリロ・ボックス≫
の購入にまつわる県内の動向を把握した。
そして、地域社会において県立美術館が何を期待され、
また、現代アートが県民にどのように認知されているかを考察した。

現在、開催期間中の情報

  • 池田俊雄展

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  • 北条章水彩画展

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  • 武蔵野美術大学 校友会大阪支部展「描 byou」

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  • 柏村早織里さん「NY展2024春」にて受賞

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